同人ゲーム制作の実情(3)

ということで第三回です。

第三回 同人ゲーム界隈について

さて、どんな話をするかというと、まずクオリティの話からです。
同人ゲームのクオリティは年々上がっていると思います。
まあそれは開発環境の向上や、長くやってる方がいますので、当然の話ですね。

どのぐらいクオリティ高いかは、
同人ゲームまとめ動画というのがありますので、この辺をご覧ください
http://edelweiss.skr.jp/info/c91pv/index.html

これを見て、こういう風に思った方もいるんじゃないでしょうか。
「こんなクオリティ高いゲームばっかじゃ、俺ごときが何か出したところで無駄じゃん? もうやる気ないじゃん。やめるじゃん!」

確かにそういう見方は出来ます。
「市販ゲーム並にクオリティ高いゲーム作って、みんな驚かせてやろうぜ!」
と思っていた方は、ちょっとこれらを見ると「既にクオリティヤベェ(^q^)」って思って尻ごみしてしまうかもしれません。

ということでちょっとポジティブに考えてみましょう。

・ポジティブ思考1 「これらはトップクラス」
まず、この動画に出ているのは、同人ゲームの中でもトップクラスです。
全部が全部こんなクオリティではありません。
とはいえ低クオリティのゲームがわんさかあるのでもなく、
これらがランク5のゲームだとすれば、ランク3辺りのゲームも沢山あるということです。

・ポジティブ思考2 「頑張れば俺でも出来る」
誰かが同人という同じ土俵でやっている以上、同じ程度のクオリティのゲームは、
頑張れば作れます。みんなと同じか、それ以上に頑張る必要はありますが、
「理論上は出来るけど現実として無理」というレベルにはまだ達していなく(一部除く)、
5年程度頑張る覚悟があれば、ゼロからでも追いつけるかもしれません。

※追記2017/2/16
最近はゲームエンジンが主流になってきて、クオリティの高いゲームが作りやすくなりました。また、アセットストアで素材も購入出来ますし、2年ぐらいで追いつける可能性は余裕であります。

・ポジティブ思考3 「勝負する必要がない」
向こうのほうがクオリティ断然高いぜ・・・と思っても、実は同人ゲームは
あんまり気にする必要がありません。
何せ価格が安いですから、他と比べて「うーん、あっちを買おう」というよりは、
「両方買うぜ」って人のほうが多いような気がします。
多少クオリティで劣っていようとも、「ちょっとやってみたい」と思わせることが出来ればいいのです。
例えプレイ時間1時間のゲームでも、見たことも無いシステムで気になったりしたら、僕も買うと思います。
大抵の人は自分の好きなゲームを作るでしょうから、
その自分の好きな部分をしっかり表に出して言うことが出来れば、大丈夫だと思います。

ってことでまとめると、
「同人ゲームのクオリティはスゲェ上がってるけど、あんまり気にせず好きな物作ればええよ」
という話です。

ありきたりな結論ではありますが、やっぱそうなります。

 

ということで、読んでくださいまして有難うございました。
厳しい話もしましたが、仲良く楽しく同人ゲーム作って行けたらいいなぁというのが、一番の願いです。

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