ライトセルフとダークセルフ

がんたです。

ゲーム制作はかなり危うい状態になってますが、頑張ってます。
ちょっと疲れたので休憩。

今日も無駄に哲学的な話をしていきます。

人は一般的に、善い行いをしたくなるものです。
困った人が居たら助けたい、誰かを喜ばせたい。そう思う人が多いのは、事実だと思います。
じゃあそれは何故でしょうか。

僕の場合は、褒められたい、感謝されたい、凄いと思われたいという名誉欲が半分。
そして純粋に、その人を救いたいという気持ちが半分です。
何故それがわかるか。僕はこう考えました。

まず名誉欲でないことを確かめるには、自分が人を助けても、絶対に感謝されない場合を考えなくてはいけません。
少し前に流行った、タイガーマスク運動。あれは若干問題のあるケースがあったにせよ、純粋な善意だったと思います。
少なくとも、寄付をおこなった側にメリットは無いでしょう。自尊心を満たす、ということぐらいです。
まあ自尊心を満たすというのはなかなか自分にとってメリットのあることですが、それは結果であって、目的ではなかったでしょう。

あるいは例えば、自分がこの世界がどうなろうと関係のない存在だったとします。
ここでは幽霊だったとしましょう。自分は幽霊で、その辺をふらっと散歩していた時、
車に轢かれそうになった子供がいて、それをまあ超能力的なもので助けることが出来るとします。
まず、殆どの人は、助けると思います。それも反射的な速度で。

じゃあもし、その超能力を使ったら自分は消滅する。と言う場合はどうでしょう。
意見が分かれるかと思います。車に轢かれる人は世界的に見れば毎日いますし、
ある一人の知らない子供を助ける為に自分を犠牲にするかと言われると、助けない人のほうが多いぐらいじゃないでしょうか。
例えここで助けなくとも、いつか他の誰かを助けるかもしれません。だから簡単に批判はできません。

さあここで言いたいのは、
まず誰もが、善意は持ち合わせているということです。
自分になんのデメリットも無く人を助けることが出来る場合、多くの人は助けます。
この善意をライトセルフと呼びます。

しかしデメリットがある場合は、迷うと思います。
それはダークセルフが、ライトセルフを止めにかかるからです。

なんか変な用語が出てきましたが、
単に、自分の心の中の天使と悪魔を、ちょっといろんな意味を込めるために、ライトセルフとダークセルフと呼んでいます。
ということで、人の心の中にはライトセルフとダークセルフが居るわけです。
ダークセルフは悪なのか? と言われれば、まあ他者にしてみればそうなのですが、
ダークセルフは自分を守ろうとしてくれる存在です。
ダークセルフが居なければ、人は本来、自分を犠牲にしてまで他者を助けようとするのです。
しかし彼はそれを止めてくれます。「お前本当にそれでいいのか?」と。

実はライトセルフは僕らの味方というわけではありません。
彼は自分を犠牲にしてでも、他者を助けろと言うからです。
まあ敵だというわけでもありませんが、彼が善いことを言うからと言って、それだけを聞いていれば良いわけではありません。

ここからは僕の考えた心の仕組みを解説します。こんな考え方面白くない? って感じで受け取って貰えればと思います。
まず心の中には、ライトセルフ、ダークセルフ、そして理性という3人がいます。
基本的には、理性が他の2人の言うことを聞き、最終的な判断をします。
理性は何かといろんな理由を付けて行動するタイプです。そして理性君は、人によってはちょっと気が弱いので、
ライトセルフが、「早くあの子供助けろ!!」と言うと、反射的に行動しちゃったりします。
あとダークセルフの怒りが有頂天になって、「いいからあいつぶん殴ろうぜ!」とか言うと、それに従っちゃったりします。
そんな感じです。
理性は一番立場的には偉く、主導権を持っているのですが、割と流されちゃったりするのです。
でも理性君は理由が無ければ人を助けもしませんし、悪い事もしません。
対してライトセルフ、ダークセルフは、理由とか関係なしに自分の信念に従って、理性に助言するのです。
上記のように、たまに助言とかじゃなく強制もしてきます。

基本的に、心の仕組みはこうなっています。

で、それがなんなの? ってなると思いますので、もう少し掘り下げましょう。

例えば僕たちが自殺を考えたとき、止めるのはライトセルフです。
彼は、僕たちに「他者の役に立つこと」を願っているのです。
なので死なれては困ります。
対して、ダークセルフは「お前が本当にそう思ったんならそれでいいぜ」って言います。
ちょっとカッコイイです。
でもダークセルフも本当は死にたくないので、「マジで死にたいの、お前」って聞いてきます。
その二人の話を聞いて、理性君は大抵は自殺を止めます。
でもダークセルフが、「この世界はお前にとっては生き辛い。死んだほうがいいかもしれねーな」
と言った場合、そして彼がライトセルフに勝った場合は、理性君は自殺を選択するかもしれません。

この話がなんなのかと言うと、この場合、他者の言葉は、2人のセルフの言葉よりかなり弱いということです。
他者と会話するのは理性君の仕事です。彼は結構大変なのです。
でも理性君はどちらかと言うと、他者の言葉よりセルフの言葉を優先します。
「生きてればきっといつか良い事あるよ」とか他者が言っても、あまり影響はありません。
それよりも、ライトセルフが「お前にはもっとやることがあるんだ!」とか、ダークセルフの、「お前が本当にそう思ったならそうしろ」
という言葉のほうが影響力があります。
だって他者は他者でしかありませんが、彼らは自分の中に住んでいるのです。彼らのほうが真剣さや必死さが段違いです。

そして基本的に、僕らは彼らの言うことをよく聞いて行動するべきです。
特にダークセルフの言うことには注意しましょう。
彼は一応、味方ではあるのですが、結構過激なことを言います。バランスを取る必要があります。

さて、結局何を言いたいのかというと、
あまり他者の「ああしなさい、こうしなさい」を聞き過ぎる必要はないということです。
他者は自分の利益の為にそういってる場合があります。
勿論、他者も自分のライトセルフの言葉に従ってそう言ってる場合もありますが、
それを判断するのはなかなか難しいのです。

自分のライトセルフやダークセルフと同じことを言っていた場合にのみ、従うのが良いと思います。
あるいは、彼らが「あいつの言葉に従ったほうがいいんじゃね?」って言った時もそれでよいと思います。

何にせよ、自分の中に居る住人の言葉は良く聞きましょう。
この世に一般的な意味での神はいませんが、神と同じような、「絶対的に信用できる存在」が居るとすれば、
このセルフ達です。ある意味、神は自分の中に居るということです。

 

しかしいつもながら長くなってしまう。
いつかこの考えをもう少し整理して、シナリオで使いたいです。

 

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